テクスパン

経済的な大型プレキャスト工法を実現!

テクスパン工法は、アーチ構造物を3ヒンジで、構築する工法です。短スパン(通常20m 以下)橋梁や現場打ちボックスカルバートに代わるアーチ構造物として誕生しました。
アーチ部材を、左右交互に組み立てることによってアーチを形成しますから、迅速かつ安全に施工が可能となりました。
立体交差化の工事への使用においては交通遮断を最短期間に抑えることができます。また、水路トンネルの場合にはアーチ部材は側面から仮設が可能なため、河川を迂回することなく施工できます。
アーチ部材の曲線形状は、懸垂曲線(フニクラー・カーブ)と呼ばれる形状で現場の仕様を満たし、曲げモーメントを最小化する最適曲線は、アーチ部材の厚さを最小限にし、部材コストも抑える効果があります。
設計時には、テールアルメ社によって開発された、有限要素解析プログラムを用いて、盛土施工時から完成時までのアーチ部材、アーチ周辺の盛土および基礎地盤の応力状態を評価します。
また、テールアルメ(補強土壁)工法の技術を用いてウィング、頂部壁を設計しますので、土工量を最小限にし、トータルコストを削減します。更に美観上も優れた構造物を提供できます。

特 長

短期間の施工が可能
簡単な架設
安心な品質の部材
現場に合わせたカスタム設計
美しい外観

施 工 例

有明海沿岸道路(大牟田市地内)